フェラーリ、トロ・ロッソへのエンジン供給は容認
Ferrari V6 Engine (C)Ferrari S.p.A
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ルノー・エンジンとの訣別の後、メルセデスからは供給を断られ、フェラーリからのエンジン供給も難航しているレッドブル・グループの2チーム(レッドブル・レーシング&トロ・ロッソ)だが、フェラーリはトロ・ロッソ単独ならエンジン供給の可能性をみせていることがわかった。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたものだが、その場合でも2015年仕様、つまり1年落ちのスペックということになる。
一方、レッドブル・レーシングに対しては供給の構えをみせていない。
こうした姿勢にはフェラーリ・チームのタイトル獲得に脅威にならないよう牽制する意向が働いているものとみられる。
ただ、この上記状況にレッドブル・グループ総帥のディートリッヒ・マテシス/オーナーは嫌気が差しているとみられ、最悪両チームのF1撤退という可能性は依然として消えていない。
なおトロ・ロッソとフェラーリ・エンジンとの関係は深く、2007年から2013年まで実に7年間良好なパートナーシップを組んできた経緯がある。
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