ホンダ、バトンへの改良エンジン搭載に遅れも
Eric Boullier (C)McLaren Group
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今季からマクラーレン・チームにエンジンを供給するホンダは、フェーズ4と呼ばれる改良版のエンジンをまずアロンソのマシンに搭載、いったんロシアGPのフリー走行で試したあと今回のアメリカGPで期待を込めて実戦投入した。
悪コンディションによる混乱もあり、アロンソは一時6位を走るなどそのポテンシャルをみせたかに思えたが、終盤トラブルに見舞われて急激に失速することとなった。
ホンダによればインジェクターなど燃料系にトラブルがあったということで、マッピングを変更してなんとか完走にこぎ着けたが、11位とW入賞を逸する結果になっている。
これについて同チームのエリック・ブイユ代表は、「新しいエンジンにより、確かに前進は図られたと思うがそれは1ラップで1秒というレベルではない。
それよりトラブルの原因を早急に突き止めなければ、バトンへの搭載も遅らせざるを得ない」と、檄を飛ばした。
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