トロ・ロッソ、ホンダ・エンジン搭載は否定的
Toro Rosso Renault 『STR10』 (C)Scuderia Toro Rosso
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来季ルノー・エンジンを失うことによりトロ・ロッソはホンダに来季のエンジン供給を打診したという噂が聞かれたが、しかしホンダは同チームへの供給を断ったというニュースが伝えられた。
これについてホンダの新井康久/プロジェクト総責任者は、次のように語っていた。
「いまのウチの熟成度を考えれば、他チームへのエンジン供給は難しいだろう。
なぜならわれわれはいま自らの問題を解決することに追われている状況だから」と、そもそも否定的だった。
さらにトロ・ロッソのフランツ・トスト代表も、「可能性はもちろんホンダにもある。
しかしわれわれには自身の資金がある訳ではなく、活動はスポンサーの支援に頼っている。
そのためには雌伏の期間は許されておらず、毎年ベストのパフォーマンスを示し続けなければならないんだ。
それを考えれば、自ずと選択は絞られてくる」と、その背景を語った。
2006年にコスワース・エンジンでスタートしたトロ・ロッソ。
その翌年からフェラーリにスイッチするなど、実に10年間で8年をフェラーリ・エンジンで戦うなどフェラーリとの関係は深い。
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