ピレリのタイヤ供給継続にはエクレストン氏の力
Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2016年末で満了するF1タイヤ独占供給契約について、さらに2019年までの3年間現在のピレリタイヤが継続することが明らかとなった。
これについて、かねてピレリタイヤの安全性について疑問を投げ掛けてきたいくつかのチームでは、不満の声が聞かれている。
それによればF1の商業部門を束ねるバーニー・エクレストン氏は、テレビ放映を中心としたエンターテイメントに力を入れていて、そのためタイヤもこれに引きずられて肝心の安全性が二の次にされているというものだ。
ピレリタイヤでは契約延長の背景についてその詳細を明らかにしていないが、今回もエクレストン氏の意向にそうとう譲歩したのではないかとみられている。
トップチームを襲った突然のタイヤバーストという事故が相次いだ中、このまま撤退した場合企業イメージの毀損も避けられないという同社の事情も関係したかも知れない。
F1タイヤは1997年から2010年まで日本のブリヂストンタイヤが単独供給、その翌年から2019年までピレリタイヤが供給することになる。
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