メルヒ(マノー)、アロンソの暴言にも大人の対応
Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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今季すっかり最後尾が定位置となっているマノー・マルシア・チームだが、来季はチャンピオン・エンジンであるメルセデス製のパワーユニット搭載が決まり、意気が上がっている。
これで不振のマクラーレン・ホンダを凌ぎ、マノーのほうが上位に行くだろうとの観測もみられたくらいだ。
これについてマクラーレンのフェルナンド・アロンソの「マノーについては評価しているけれど、でもあのクルマじゃ飛行機のエンジン載せたってそうはいかないさ」との『不穏な発言』が伝えられ、マノー・チームを不機嫌に陥れた。
しかしコメントを聞かれた同チームのロベルト・メルヒは、20歳という若さにもかかわらず、すこぶる大人の対応をみせ評価を高めている。
「確かに僕らのクルマにメカニカルグリップが欠けているのは事実だね。
だから、(アロンソが言うように)飛行機のエンジンを載せるというのは良い考えかも知れないな。
ただ、メルセデスのエンジンを載せてもマノーに効果がないかどうかは、来年隣同士のガレージになった時に彼と話そうと思うよ」と、臆せぬところをみせた。
ちなみに来年「隣同士のガレージ」ということは、このままマクラーレン・ホンダがマノーと最下位を争った結果ということを意味するものだ。
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