エクレストン氏、「騒動ウンザリ、エンジン戻すべき」
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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ルノー・エンジンに代わる搭載パワーユニットのもつれから、F1撤退の構えも辞さないレッドブル・グループの2チームだが、こうした騒動にFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、辟易としているようだ。
これはイギリスの『インディペンデント』紙に語ったもの。
その中でこのF1総帥は、「もうエンジンを巡るゴタゴタにはウンザリだ。
F1というスポーツはエンジンのために戦っているんじゃないんだからね。
もしもメルセデスが1チームだけにしか供給しなかったらどうなる。
フェラーリが1チームだけにしか供給しなかったらどうなる。
F1は競技として成り立たなくなってしまうじゃないか。
そのためには前から言っているように、独立系のエンジンが必要なんだ。
以前のコスワースのようにね。
こんな騒動を続けているくらいなら、エンジンをかつてのV8(2.4リッターV型8気筒エンジン)に戻すほうがいい」と、吐き捨てた。
実際にエンジン規約を変更するには全チームの同意が必要となるとみられるが、エクレストン氏は『秘策』があると自信をみせている。
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