揺れるウェーレイン、「ベストな選択は難しい」
Pascal Wehrlein (C)Mercedes Motorsports
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DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にメルセデスのワークスチームから参戦、みごと2015年のシリーズ・チャンピオンに輝いたパスカル・ウェーレイン(20歳:ドイツ)だが、判断を迫られる2016年シーズンの去就について揺れる二十歳の心の内を垣間見せた。
元F1ドライバー等のベラランがしのぎを削るDTMで、19歳の昨年は史上最年少優勝、そして20歳になった今季は史上最年少でのタイトル獲得など、その素質に周囲から大きな注目が集まっているウェーレイン。
一部には来季メルセデス・エンジンにスイッチが決まっているマノー・マルシアからのF1デビューが噂されるが、必ずしも本人はこれを歓迎していないようだ。
「もちろんF1で走りたいという気持ちは強く持っているよ。
でも、それはどんなチームでも、という訳じゃない。
あるいは将来を考えたらここでもう1年DTMで走るというのも有力な選択肢かも知れない。
ベストな選択は難しいね。
いま、トト・ウォルフ(メルセデス・モータースポーツ/エクゼクティブ・ディレクター)とベストな道を探っているところなんだ」と、地元ドイツの『DPA』(Deutsche Presse-Agentur)通信に打ち明けている。
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