ハミルトン、米GP制し3度目タイトル獲得
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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25日(日)、午前の公式予選に続いて午後2時(日本時間:翌4時)から決勝レースが行われた。
スタート時の気温は17度、路面温度は20度、雨は上がっているが、コースはまだウェット部分が残りインターミディエイト・タイヤを装着してのスタートになった。
なおフェラーリ勢の他にボタス(ウィリアムズ)もギヤボックス交換でグリッド5番降格16番手になっている。
6周目、オープニングラップでの接触によるパーツ回収のためやっとバーチャル・セーフティカーが導入された。
7周目、リヤにダメージを受けていたボタスが走行継続を断念、ガレージにクルマを戻した。
12周目にはグロージャン(ロータス)もリタイヤ。
15周目、ついに2番手だったリカルド(レッドブル)がハミルトン(メルセデス)を抜いて首位に立った。
20周目、ライコネン(フェラーリ)がコースアウト、タイヤバリヤに接触したがコースには戻った。(のちリタイヤ)
24周目にはマッサ(ウィリアムズ)がマシントラブルからリタイヤ。
今季ウィリアムズが2台共戦列を去るのはこれが初になる。
27周目、エリクソン(ザウバー)がコース上にストップしたためセーフティカーが導入、これにより10秒以上あった首位ロズベルグと2位ハミルトンとの差が一気に消滅した。
再開後の37周目、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)がリカルドと接触してストップ、このためバーチャル・セーフティカーが導入。
43周目にはクビアト(レッドブル)がクラッシュしてセーフティカーが導入。
56周のレースを終え、ハミルトン(メルセデス)が今季10度目の優勝。
そして自身通算43回目、さらに2008年のマクラーレン・メルセデス、そして2014年のメルセデスAMGに続く3度目のチャンピオンシップを獲得した。
2位は自身のドライブミスで勝利を逸したロズベルグ(メルセデス)。
3位は0.5秒までロズベルグを追い詰めたベッテル(フェラーリ)。
以下4位フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、5位ペレス(フォース・インディア)、6位バトン(マクラーレン)、7位サインツ(トロ・ロッソ)、8位マルドナド(ロータス)、9位ナスル(ザウバー)、10位リカルド(レッドブル)でここまでが入賞。
11位にマシン不調を訴えていたアロンソ(マクラーレン)、最終ラップでリカルドに抜かれW入賞を逸した。
13位ホームグランプリのロッシ(マノー・マルシア)でここまでが完走。
リタイヤとなったのはクビアト(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、エリクソン(ザウバー)、ライコネン(フェラーリ)、マッサ(ウィリアムズ)、グロージャン(ロータス)、ボタス(ウィリアムズ)、そしてスティーブンス(マノー・マルシア)の8台となった。
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