グロージャン、「残り5戦はエンストンに恩返し」
Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
ルノーによるチーム買収の発表が待ちきれず、来季の場としてすでにハースF1チームを選択したロータス・チームのロマン・グロージャン(29歳:フランス)が、その複雑な心境を語っている。
「僕は2009年(当時ルノー)でF1デビューして以来、これまでずっとここエンストンで働いてきた。
その間常にチームのために尽くし、80戦近くのレースで10回もの表彰台を獲得してきたんだ。
ここに想い入れがない筈がない。
できれば再びルノーのドライバーとして走りたかったけれど、でも彼らの決断は遅すぎたよ。
僕はもう新チームで走ることを決めてしまったんだ。
でも今シーズン、残りの5戦はここエンストンのファクトリーで働くすべての人のために走って恩返しをしたい。
感謝しているからね」
ルノーはエンジンの開発はフランス・ヴィリーのファクトリーで行ってきたが、シャシー部門はイギリスのエンストンを本拠地として活動、ロータス・チームもこれを踏襲してきた。
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