« FIA、カスタマーにも最新スペック供給指導 | トップページ | まだ見通せず、ルノーによるロータス買収 »

2015/10/16

ピレリ、「タイヤだけでラップ2~3秒短縮可能」

Paul Hembery (C)Pirelli Motorsport
拡大します
レギュレーションの改訂に伴い以前よりラップタイムが低下し、F1の魅力を削いでいるとの指摘が絶えないが、これについて引き続きF1タイヤを独占供給することが確実となったピレリタイヤが次のようにコメントしている。

「FIA(国際自動車連盟)はラップタイムを5秒短縮したいと豪語していて周囲からは疑問の声も聞かれているようだが、われわれはそれは可能であると考えているよ。
タイヤについて言えばリム径は現在の13インチに留まるとみられるが、タイヤ幅が拡大される見込み。
それに加えてストラクチャーやコンパウンドの改善によりタイムアップは確実だ。
そうしてまずわれわれがタイヤだけで2秒から3秒短縮する。
あとの残りはマシンとエンジンに任せるがね」と、ポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクター。

タイヤのスペックにはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)やFIA(国際自動車連盟)側からの要望も多々あり、タイヤ・パフォーマンスの低下が一概にピレリの責任にあるとも言えないのが実情である。

|

« FIA、カスタマーにも最新スペック供給指導 | トップページ | まだ見通せず、ルノーによるロータス買収 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ピレリ、「タイヤだけでラップ2~3秒短縮可能」:

« FIA、カスタマーにも最新スペック供給指導 | トップページ | まだ見通せず、ルノーによるロータス買収 »