アロンソ(マクラーレン)、改善強調も「0.1秒だけ」
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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シーズン中のパフォーマンス改善が迫られるホンダ・エンジン。
今回のアメリカGPではアロンソのほうにだけバージョンアップしたパワーユニットが当サイトいうことで、バトンのほうは戦前から「アロンソになら大きく負けたい」と広言する有り様だった。
しかしレースを終えてみれば旧仕様のバトンが今季最高位となる6位でフィニッシュする一方、一時は上位を走りながらもズルズルと後退する場面ばかりが印象づけられた新仕様のアロンソ。
ポイント獲得もならず「期待外れだった」という不躾な質問が投げ付けられた。
これについてアロンソは、「レース前にずいぶんとエンジンのパフォーマンスアップが話題になっていたけれど、そもそもこれは0.1秒というレベルのもの。
いまのレギュレーションでは、シーズン中にそんな改善なんて期待すべくもないことだよ。
それに改良にはいつだってトラブルが付きもの。
今回のわれわれもその例外ではなかったということさ」と、冷静なコメント。
「それより、来年はハミルトンにこんな独走を許しちゃダメだね。
F1というスポーツがつまらなくなるよ」と、自省も込めて付け加えた。
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