T.ウォルフ氏(メルセデス)、「なぜ遅いのかわからない」
Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン初めてポールポジションの座を明け渡したばかりか、フロントロウすら獲得できず5-6位に低迷したメルセデスAMGチームでは、「何が原因かわからない」と、頭を抱えている。
これについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、「金曜日がスタートした時点で今週は苦戦しそうだというのは理解していた。
しかし予選でわれわれがこれほど後れを取るとは、ね。
このコースがマシンに向いていないというのもあるだろう。
昨年もここではライバルとのギャップが最も少なかったサーキットだからね。
今回遅かった原因は何か一つにあるのではなく、様々な要素が少しずつ影響して表れたものだと考えている」と、表向きは解説。
しかしパドックでは今回からFIA(国際自動車連盟)がピレリタイヤの内圧を厳密に監視していることが影響しているとの見方が強まっている。
前戦イタリアGPでは、ハミルトン&ロズベルグいずれのマシンも規定より内圧が低かったことが露呈、今回このチームが目を付けられているのは事実だ。
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