ダニー・サリバン氏(スチュワード)、大忙し
Danny Sullivan (C)Sauber Motorsport AG
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今回のイタリアGPでは、元F1ドライバーであるダニー・サリバン氏がFIA(国際自動車連盟)からドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)として指名されているが、フリー走行初日から総勢5名もにペナルティが科せられる状況に、現在のF1レギュレーションに憂いをみせた。
「本来、ドライバーはコース上で自身の技量を掛けて最高の走りをみせるのが仕事。
しかし今のF1ドライバーはマシンによる制約されたドライビングを強いられ、さらにそのマシンもレギュレーションでの戦いに疲れ切っているようにみえる。
昔のように純粋なドライバーの能力に掛かった真剣なバトルを見たいものだ」と、今年65歳になるアメリカ人。
サリバン氏は1983年シーズンに当時のティレル・チームから1年間F1に参戦、最高位はモナコGPの5位。
その後アメリカに戻って参戦したインディカー・シリーズで活躍。
1988年にはシリーズ・チャンピオン、1985年のインディ500レースで優勝したことで知られる。
F1スチュワードとしては今年オーストリアGP以来、通算10回目のベテランということになる。
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