マノー・マルシア、新型車投入は先送りか
Graeme Lowdon (C)Manor F1 Team
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今年のF1参戦10チームの中で、唯一昨年型のマシンの改良でお茶を濁しているマノー・マルシア・チームだが、どうやら今シーズン中の新型車投入を断念、2016年型マシンの開発に全力を傾注する方針のようだ。
これは同チームのグレーム・ロードン/スポーティング・ディレクターが示唆したもの。
それによれば新型車の開発は順調に進捗しているものの、すでに2015年シーズンも後半になった今、現実的に投入のタイミングを失したと判断したという。
ご他聞に洩れず資金難に直面する同チームのこと、限られたリソースを分散させるよりは集中させたほうが効果的ということだ。
ただそれでも今シーズンの戦いに手を抜くことはなく、逐次バージョンアップは行っていくと強調している。
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