フェルナンド・アロンソ (C)Honda Motor Co Ltd.
September 4 2015, PRACTICE
Formula 1 Gran Premio D'Italia 2015 (Monza)
2015年9月4日(金)・1日目フリー走行
会場:モンツァ・サーキット 全長:5.793km
今日のフリー走行は、2回ともチームにとって難しいセッションとなりました。
午後はジェンソン・バトンのマシンに冷却水の漏れが発生。セッション終了までに、マシンを走行できる状態にまで戻せなかったため、バトンは午後にほとんど走ることができませんでした。そのため、マシンの熟成作業の大半をフェルナンド・アロンソ側のガレージで実施することになりました。
明日のフリー走行および予選を前に、エンジニアは今夜、データ収集を行う予定です。今週末は9基目のICE(内燃機関)を取り付けたことによって、両マシンともグリッド降格ペナルティを受けるため(アロンソは10グリッド、バトンは5グリッド)、明日の予選は難しいものとなるでしょう。
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フェルナンド・アロンソ
MP4-30-01
FP1 1分28.023秒(トップとの差 +3.353秒)11周 17番手
FP2 1分26.966秒(トップとの差 +2.687秒)31周 16番手
「ここが我々にとって厳しいサーキットであることは分かっていました。ただ、マシンへの理解を深めるために、いくつかの変更を行ったので、土曜日にどうなるのか見てみましょう。
明日、雨が降れば、特に前方のマシンにとっては混乱する状況になるはずです。ただ我々にとっては、それほど大きな違いにはならないでしょう。両マシンともエンジン交換によるグリッド降格ペナルティを受けるので、後方からのスタートとなります。
明日はエンジンをセーブするために、周回数を最低限に抑えるつもりです。レースでは順位を少しでも上げられるよう願っています」
ジェンソン・バトン
MP4-30-04
FP1 1分28.423秒(トップとの差 +3.753秒)12周 18番手
FP2 1分28.471秒(トップとの差 +4.192秒)3周 19番手
「モンツァに来るのはいつも楽しみです。ここは我々が愛するサーキットですし、ファンの方々はとても熱狂的です。レーサーとしては、そのような雰囲気に包まれながらレースに臨むのは、すばらしいことです。
今日は難しい一日でした。FP2の開始直後にマシンの冷却水を失い、ERS(エネルギー回生システム)の交換に時間がかかったため、午後のセッション終了前に再度コース上に戻ることができませんでした。そのため、タイム計測を1回しか行うことができず、その結果もあまり良くありませんでしたが、少なくとも我々はフェルナンドのデータから何かを学ぶことができます。
我々にとって厳しい週末になることは分かっていましたし、こういったことが起こると、状況はさらに厳しくなります。明日はトラブルが出ないことを願っています」
ホンダモータースポーツリリース
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