新井康久氏(ホンダ)、「改良版はフェラーリ並のパワーに」
Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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この夏休みを費やし、ホンダは今週末のベルギーGPに向けて大幅なアップグレードを施している。
これについてホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久氏は、「フェラーリ・エンジン並のパワーに達する」との意気込みをみせている。
「先のハンガリーGPではすでにルノーを凌駕する水準にあることを確信した。
今回われわれは、エンジン本体の燃焼室などあらゆる分野の見直しを行っただけでなく、さらにギヤトレインのシステムなどパワーユニット全体の改善を図った。
これによりフェラーリ・エンジン並のパワーに達するものと期待している。
そしてシーズン中にはメルセデス・エンジンに近づけることを目標としている」と、強気のコメント。
ただ実際にはシーズン中の大幅な改善は今回が最後ということで、ベルギーGPでもライバルに後れを取ることになればさらに厳しい批判にさらされる状況に追い込まれかねない。
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