ベッテル(フェラーリ)、ピレリタイヤに不満爆発
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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23日(日)行われたベルギーGP決勝レース終盤、突然右リヤタイヤがバーストし危機一髪のところでマシンをコース上に留めたフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテル(28歳:ドイツ)は、その安全性に不満をぶちまけた。
「バーストは僕があのセットを引っ張りすぎたからではないか、という人もいるけれどそんなことはない。
あれは初日のフリー走行でロズベルグ(メルセデス)に起きたものと同じなんだ。
その後のドライバーズ・ブリーフィングで僕はその懸念を言ったにもかかわらず、FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターはこれを深刻に受け止めなかった。
こうしたことがある度に彼らの言うことはいつだって同じ。
カットだ、デブリ(破片)で、ボディの接触だ、ドライバーがコースをはみ出した……
ロズベルグだって僕だってそんなことはしていないって言ってるだろう。
予告もなく突然タイヤが爆発するなんて、レースを失うどころか僕らは命だって失いかねないよ」と、強い口調で訴えるベッテルは怒りのあまりレース後の体重測定を拒否。
しかしレーススチュワード(競技委員)は異例にも、規則に基づいたペナルティを科すこともできなずに荒れるドライバーをやり過ごした。
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