FSG、「2017年にはラップタイム5-6秒も速く」
Image (C)Ferrari S.p.A
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2017年以降のF1に向けてルール作りを進めているFSG(F1ストラテジーグループ)が、このほどその概要を明らかにした。
それによれば近年つまらなくなったと指摘されるF1をよりエキサイティングなものにするため、大胆な提言がなされていることがわかった。
まず必要なのは純粋なスピードアップ。
そのためにはフロントウィング及びリヤウィングの拡大によるダウンフォースの拡大。
また同じ目的でリヤタイヤのワイド化もあり、これには見た目の改善も狙いに含まれているのが明白だ。
そして現行15,000r.p.mまでとされるエンジン回転数をもっと上まで拡大、これによりパワーユニットの出力向上を手中にし、直接的なラップタイムの短縮を図るというものだ。
ただ多くの分野に関わる広範な改革はそれ自体が弱小チームには負担になるとして、フォース・インディアやザウバーを始めとする非マニュファクチャラー系のプライベートチームでは疑問を呈す所も多いとみられる。
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