シエルのF1オイルに疑惑浮上
Ferrari & Shell (C)Ferrari S.p.A.
拡大します 最近のレースで着実にその戦闘力を上げているフェラーリ・エンジンだが、提携するシエルのオイルにエンジンのパワーアップに貢献する要素があるのでは、とライバル陣営から指摘されFIA(国際自動車連盟)が検査を行ったことがわかった。
それによれば検査はメルセデス・エンジンも共に行われ、いずれのエンジンにも違法行為は確認されなかったと報告された。
疑惑の詳細は明らかでないが、一部エンジニアが語るところでは、規定の燃料センサーより下部に燃料成分を含んだオイルを噴射、これにより燃料消費のカウントを受けることなくパワーアップが図られるというもの。
しかしこれについてシエルの技術部門では、「そんなことで明確なパワーアップなどできないし、そもそもわれわれはレギュレーションを守ることに一点の曇りもない」と、強調した。
なお2011年に更新されたシエルとフェラーリとのパートナーシップ契約は今年末までとされている。
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