攪乱戦略か、フェラーリ候補にリカルドの名前も
Daniel Ricciardo (C)Scuderia Toro Rosso
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一部にキミ・ライコネン(フェラーリ)の来季シートが危ういと伝えられていて、その後任にボタス(ウィリアムズ)やヒュルケンバーグ(フォース・インディア)など多くの名前が挙げられているが、今度は積年のライバルであるレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが浮上しているのだという。
2011年に当時のHRT(前ヒスパニア・レーシング)からF1デビューを果たしたリカルドは、翌年から2013年までレッドブル・グループ傘下のトロ・ロッソ、さらに2014年から現在まではレッドブル・レーシングのレースドライバーとして起用されている。
不遇な時代のレッドブル・レーシングにあって今季はまだ一度も表彰台に上がっていないが、これまで通算3勝を記録した実力者であるリカルド。
フェラーリ・チームの来季候補とされることについて、「跳ね馬チームからの指名はとても名誉なことだと受け止めているけれど、でも僕にはレッドブル・レーシングとの契約があるから」と、冷静な姿勢を崩さなかった。
フェラーリがわざわざ移籍可能性の低いリカルドの名前をリークしたのは、ライバルの攪乱を狙った陽動作戦であるとの見方も多い。
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