トロ・ロッソ、エンジン変更の可能性示唆
Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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現在、本家のレッドブル・レーシングと共にルノー製パワーユニットを搭載して戦っているスクーデリア・トロ・ロッソだが、来季エンジンが変更される可能性を示唆して注目されている。
これはトロ・ロッソの地元イタリアのモータースポーツ・サイト『オムニ・コルセ』が報じたもので、その中で同チームのフランツ・トスト代表による次のような言葉を紹介している。
「われわれのチームにルノーが関心を示していたのは事実。
実際に、ファエンツァ(トロ・ロッソの本拠地)まで来てファクトリーの調査なども行っていたからね。
でもその結果彼らが帰ってどのような決定を下したのかは聞いていない。
ただその後何も連絡がないということは、自ずと結論を物語っているんだと思うがね。
もしもレッドブルがルノーと袂を分かった場合?
当然のこと、われわれもルノーを使うことはないだろう。
その場合には、やはりフェラーリ・エンジンに戻ることになるのではないか」
2006年にコスワース・エンジンを搭載してスタートしたトロ・ロッソ、その歴史のほとんどをフェラーリと共に過ごした同チームがルノーに変更したのはわずか1年前のことだ。
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