マクラーレン首脳、「ホンダの不振は迷惑」
Eric Boullier (C)McLaren Group
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イギリスGPではアロンソがやっと今季初得点。
しかし第9戦を終えてランキング9位わずか5得点というのはマクラーレン・チームにとって不振と言われた昨年の同時期(6位、90ポイント)にすら比べるべくもない。
これについて同チームのエリック・ブイユ代表はいよいよ不満を口にするようになってきたようだ。
「ホンダにとって5年のプロジェクトなら3年目か4年目に勝てれば成功したと言うのかも知れない。
しかしわれわれにはそれだけ待っている余裕はないんだ。
この不振でマクラーレンがどれだけの商業的ダメージを受けていることか。
今回アロンソが初めてポイント獲得を果たしたが、これは他に多数のリタイヤが出たからであって、相対的なスピードはこのところ前進どころかむしろ後退しているのではないか。
今の時期に数秒もラップタイムが劣るというこのていたらくでは、残念ながらわがチームは来年になっても勝つことなどできないことだろう」
マクラーレンがホンダ側の開発スピードに持つ不満が次第に表面化してきたようだ。
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