ロズベルグ(メルセデス)、「誰にも過失がないなんて」
Start Scene (C)Ferrari S.p.A
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ハンガリーGP決勝レース終盤、ベッテルに続いての2位をほぼ手中にしていたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だったが、ゴールを目前にした64周目、ダニエル・リカルドと交錯してタイヤがパンク、大きく順位を落とす結果となった。
「モーターレーシングというのは予測のつかないものだけど、まさか64周目にあんなことが起きるなんてね。
状況ははっきりしている。
僕は通常の自分のラインをキープしていたのに、リカルドは僕をオーバーテイクしようとしてブレーキングを遅らせ、その結果ワイドに大きくふくらんでしまったんだ。
そして僕のリヤタイヤに彼のフロントウィングが突き刺さり、パンクしたということ。
あのままフィニッシュしていれば僕はハミルトンとの点差を大きく詰められた筈だったのに、あのアクシデントでブチ壊しさ。
それなのにFIA(国際自動車連盟)はこの件について何もアクションを取らないという。
誰にも過失がないと言うんだから話にならないよ。
こんな気分のまま夏休みになんて入れないさ。
明日また次のレースをやって欲しい」
レースに「たられば」はないが、もしアクシデント前の状態でレースが終わっていればロズベルグはハミルトンに対し14ポイント詰められた筈だったが、実際には逆、さらに4ポイント差を拡げられる結果となった。
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