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2015/07/26

「レースに向けて全力を注ぐ」 (ホンダ)

F1150726003h(C)Honda Motor Co Ltd.

2015年7月25日(土)・予選  
会場:ハンガロリンク  全長:4.381km

McLaren-Hondaの両マシンは、フリー走行のすべてセッションにおいて良い走りを見せていたものの、今日の午後の予選の大事な場面で不具合が発生し、ドライバー自身の問題ではない部分で悩まされる結果となりました。

ジェンソン・バトンはQ1の最終タイムラップを開始した際にメインストレートでERS(エネルギー回生システム)が作動しなかったと話しており、それによってラップタイムが約0.4秒落ちた結果、わずか0.1秒差でQ2進出を逃しました。
ただ、これはERSのトラブルではなく、ステアリングスイッチのソフトウェアデータの不具合によって、コース上でMGU-Kが作動しなかったという問題でした。不具合の原因は分かっており、既に修正済みです。
F1150726002h
一方、フェルナンド・アロンソは、Q1では14番手でしたが、Q2ではマシンが止まる不具合により、タイム計測を行うことができませんでした。これは、電力をマシンに伝達するハーネス接続に緩みがあったことが原因で、マシンがシャットダウンしてしまったためでした。アロンソはコース上に戻ることができず、明日のレースは15番グリッドからスタートします。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
フェルナンド・アロンソ
MP4-30-01
FP3 8番手 1分24.846秒(トップとの差 +1.849秒)16周
予選
   Q1 14番手 1分24.563秒(オプションタイヤ)
   Q2 15番手 タイムなし
   Q3 -
「今週末はこれまでチームにとって良い形で進んでいただけに、午後の予選は残念でした。パフォーマンス面で効果的な進化を遂げ、ほとんどのフリー走行でトップ10圏内に入っていたので、予選で起きた問題は非常に不運でした。
Q1ではジェンソンのマシンに問題が発生し、Q2では私のマシンがシャットダウンしてしまいました。残念ながら、マシンが自力でガレージに戻らない限り、予選で走行を続けることはできないので、そこで終了となりました。
こういったトラブルが予選で発生してしまったことはタイミング的に悪かったと思いますが、この失敗から今後のために何かを学べればと思います」

ジェンソン・バトン
MP4-30-04
FP3 13番手 1分25.229秒(トップとの差 +2.232秒)16周
予選
   Q1 16番手 1分24.739秒(オプションタイヤ)
   Q2 -
   Q3 -
「Q1の最終ラップを開始した際に、メインストレートでエネルギー放出の作動ができなくなりました。エンジニアの話では、それによって約0.4秒ロスしたとのことでしたが、それを残りのラップでばん回するのは不可能でした。不具合が発生したことは不運ですが、仕方がありません。
また、今日はマシンを操ることが本当に楽しかったので、残念です。午前中のセッションは少し難しかったのですが、午後にはマシンに対してすぐに良い感触を得ました。マシンのバランスも良かったので、容易にQ2に進出できるものだと思っていました。まだ十分なスピードはありませんが、少なくともバランスは良好です。
明日はもっと良い一日になることを期待しましょう。ハンガロリンクは伝統ある、すばらしいサーキットですし、ここで走るのは大好きです。明日どのような作戦をもって決勝に臨むのかはこれから詰めるつもりです。ただ、ここではオーバーテイクが難しいので、明日は厳しいレースになるでしょう」

エリック・ブーリエ | McLaren-Honda Racing Director
「もうすぐ夏休みを迎えます。そのため灼熱のここブタペストにおいて、今シーズン前半戦の憂鬱な状況を目に見える改善でもって好転させたいという想いを、我々は抱いていました。
実際に改善はしたものの、ここでのキーワードは“目に見える”という言葉だと思います。というのも、数々の小さなトラブルや突発的な故障によって、その改善が実際のグリッドポジションやレース中のパフォーマンスの向上という形で現れない状態が続いているからです。
今日は、Q1ではステアリングスイッチのソフトウェアデータの不具合によってジェンソンの最速ラップが阻まれ、その直後のQ2では、今度はフェルナンドがハーネス接続の緩みによるマシンのシャットダウンに悩まされる結果となりました。
ただ、明日は明日の風が吹くのです。ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいサーキットとして知られていますが、フェルナンドもジェンソンもポジションを少しでも上げるために全力を尽くしてくれるでしょう」

新井康久 | 株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「昨日のフリー走行と今朝のFP3の結果を踏まえ、本日の予選はQ3に進出できるという期待がチーム全体としてあったため、予期せぬ2台のトラブルで非常に残念な結果となってしまい、両ドライバーにチームとして申し訳ないと思います。
ジェンソンのトラブルは、ステアリングスイッチのソフトウェアデータ設定ミスにより、MGU-K のアシストが走行途中から作動しなくなった為、タイムが伸びずQ1敗退となってしまいました。
フェルナンドのマシンは、Q2中に車体にパワーを供給するコネクターの接触不良が発生し、マシンのストップで予選が終わってしまいました。あの状況の中、クルマをピットまで 戻そうとするフェルナンドのプロフェッショナルな気持ちに本当に頭が下がります。
予選終了後にパワーユニットのチェックを行った結果、無事すべてのコンポーネントが 正常に動いていることは確認ができています。車体とパワーユニットのセッティングは とても良い方向で2日間進んでいたので、明日の決勝は少しでも良い結果を残せるようレースに挑みます」

※予選結果は省略させて頂きました。

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