マクラーレン・ホンダ、懸命の努力も報われず
新井康久(ホンダ)(C)Honda Racing
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これまでとは異なったパワー特性を要求されるというここハンガロリンクでの闘いに、懸命な努力を費やして臨んだというマクラーレン・ホンダだったが、しかし結果はアロンソ&バトンのいずれも再びのマシントラブル。
少なくとも予選までは努力は報われずにいる。
これについてホンダの新井康久/プロジェクト総責任者は次のように釈明した。
「チームは信じられないほどの仕事をしてここに臨んだ。
そして少なくともフリー走行まではかなり有望なペースで走れていたので予選ではこれまでで最高のものを手にできると期待していた。
二人とも素晴らしい走りをしてくれたが、残念ながらその内容はほんとうに悔しいもので、期待した結果を得ることはできなかったということ。
トラブルの詳細についてはこれから究明を図らなくてはならない」
チームによればアロンソのトラブルはパワーユニットと連絡するワイヤーハーネスの接続が緩んだもの。
またバトンのほうはステアリングスイッチのソフトウェア・トラブルという、いずれもこの時期のトップチームらしからぬものだったという。
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