新井康久氏(ホンダ)、「厳しい状況」
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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ここまで苦戦が続いているマクラーレン・ホンダだが、ホンダ側のF1プロジェクト総責任者である新井康久氏は、今週のイギリスGPを前に厳しい状況にあることを認めている。
「新機軸を投入して臨んだオーストリアGPだったが、そのアロンソがたった1周でアクシデントに見舞われてしまったのはほんとうに残念なことだった。
ファクトリーに戻ったその後の精密検査で、彼のパワーユニットには事故による損傷のあることが確認された。
場合によっては再び交換をせざるを得ないかも知れない。
またトラブルによりリタイヤを余儀なくされたバトンのほうも、原因はセンサーの異常であることがわかっているがこちらも場合によってはエンジン交換ということになる可能性がある」
エンジン交換となれば再びペナルティ。
イギリスGPが行われるシルバーストーンは高速コースとしてラップタイムにエンジン・パワーが占める部分が多いが、状況は厳しいようだ。
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