波乱のハンガリーGPはベッテル(フェラーリ)優勝
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
拡大します
26日(日)、2015年F1第10戦ハンガリーGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ、路面はドライコンディション。
レース前の気温は22度、路面温度は41度と報告されている。
スタートはマッサ(ウィリアムズ)がグリッド位置がずれていたため中止。
再度フォーメーションラップをやり直してスタート。
フェラーリ勢が先頭に立つと、ハミルトン(メルセデス)はチームメイトとの接触を避けるためコースを外れ10位以下まで後退するハプニング。
また途中マッサ(ウィリアムズ)には上記理由で5秒ストップ・ペナルティのドライブスルー・ペナルティー、グロージャン(ロータス)は危険なピットリリースで同じく5秒のドライブスルー・ペナルティーを受けている。
43周目、7位を走行していたヒュルケンバーグ(フォース・インディア)がフロントウィングが脱落してブレーキングが不良でコースアウトしてバリアにクラッシュ。
セッションはバーチャル・セーフティカーとなった。
しかし翌周デブリ(破片)回収のため今度は実際のセーフティカーが導入され、1-2位を走るフェラーリ勢には不運な展開となった。
再スタート時、ハミルトン(メルセデス)がリカルド(レッドブル)と接触してフロントウィングを一部破損、再び後退することとなった。
またその責任を問われ、審議の結果ハミルトンにはドライブスルー・ペナルティーが科せられた。
またフェルスタッペン(トロ・ロッソ)にもセーフティカー時のスピードオーバーでやはりドライブスルー・ペナルティーとなった。
64周目、2位のロズベルグに3位のリカルドが接触、ロズベルグはタイヤをパンク、リカルドもフロントウィング交換で共に後退、クビアト(レッドブル)が2位にジャンプアップ、しかしそのクビアトにはコース外走行で10秒加算のペナルティ。
結局69周のレースを最初に走破したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。
今季マレーシアGPに続く2勝目で、自身通算41勝目、ここハンガロリンクでは初になる。
2位は2年目のクビアト(レッドブル)で、これがうれしい初表彰台になった。
3位リカルド(レッドブル)、4位フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、5位アロンソ(マクラーレン)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位グロージャン(ロータス)、8位ロズベルグ(メルセデスGP)、9位バトン(マクラーレン)、そして10位エリクソン(ザウバー)までが入賞。
以下11位ナスル(ザウバー)、12位マッサ(ウィリアムズ)、13位ボタス(ウィリアムズ)、14位マルドナド(ロータス)、15位メルヒ(マノー)、16位実質リタイヤのスティーブンス(マノー)。
リタイヤはサインツ(トロ・ロッソ)、ライコネン(フェラーリ)、ペレス(フォース・インディア)、そしてヒュルケンバーグ(フォース・インディア)の4台となった。
| 固定リンク
最近のコメント