ロン・デニス/マクラーレンCEO、「想定以上の苦境」
McLaren Duo (C)McLaren Group
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2016年シーズンもすでにほぼ前半を終了したが、コンストラクターズ・ランキング9位という名門の低迷にさしものロン・デニス/CEOも想定した以上の苦境が続いていることをイタリアの専門誌『アウトスプリント』の記事で認めている。
「われわれの究極の目標は再び世界タイトルを取り戻すこと。
そしてそれは(メルセデス・エンジン時代のような)カスタマー・エンジンの供給を受ける状況では成し遂げられないということだ。
そのために(新規参戦の)ホンダとのパートナーシップを選んだのだから、最初は苦戦するのは覚悟していた。
しかし正直これよりもっと良い状況にいると思っていたよ。
これほど長いこと苦しめられるなんて、いったい誰が想像しただろうか」
現場を預かるエリック・ブイユ代表はもっと手厳しく、外部の助けを拒み続けるホンダの開発姿勢にあからさまな批判を口にするようになっている。
「この程度の成績」を勝ち取るために巨額契約金で元世界チャンピオン二人と契約したマクラーレン・チーム。
成績不振でチームは大幅な商業的デメリットに見舞われているとのことだ。
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