ビルニューブ氏、「ファンに意見求めるのは誤り」
Jacques Villeneuve (C)Williams F1
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F1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、F1の将来の姿についてファンから意見を求めるインターネット・アンケートを行っているが、これに元F1チャンピオンでもあるジャック・ビルニューブ氏が疑問を呈している。
「F1はこれまでもファンの意見を聞いて方針を変更してきたが、その結果が今の状況なんだ。
彼らはかつてF1にはオーバーテイクがないと不満を言っていて、それでレギュレーションは変更。
確かにDRSゾーンのお陰でF1はオーバーテイクが多くなったが、それでみんな満足しているのかい。
大方のファンはまたレースが退屈だと文句を言っているよ。
F1は(素人である)ファンの意見に左右されるのではなく、モーターレーシングの頂点としてひたすらスピードを追求すべきなんだ。
誰にでもドライブできるようなのはF1にふさわしくない」
1997年のF1チャンピオンであるビルニューブ氏は、その後もっぱらご意見番として存在感を示している。
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