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2015/06/22

「我々が突き進むのを見ていてください」 (ホンダ)

ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co Ltd.
拡大します
June 21 2015, RACE
Formula 1 Grosser Preis Von Osterreich 2015 (Spielberg)

2015年6月21日(日)・決勝  
会場:レッドブルリンク  全長:4.326km

今回は、McLaren-Hondaの全員にとって難しく、残念な週末となりました。

我々は今日のレースを19番手(フェルナンド・アロンソ)および20番手(ジェンソン・バトン)からスタートしましたが、8周目にして両ドライバーともリタイアとなってしまいました。

アロンソは、フェラーリーのキミ・ライコネン選手が2コーナーの出口でマシンのコントロールを失ったために、1周目でリタイアしました。両ドライバーのマシンが激突して、コース上に散らばった破片を除去するために、すぐにセーフティカーが導入されました。

セーフティーカーがコース上に出ている間にバトンはピットストップを行い、1ストップ作戦でレースを走りきるためにプライムタイヤを装着しました。その後、(前日の予選で与えられたグリッドペナルティの未消化分として)10秒間のストップ・ゴーペナルティを実施しましたが、吸気システムのセンサーに不具合があることが判明したため、予防策としてエンジニアからリタイアするよう指示されました。

アロンソは来週のテストのため、ここオーストリアに残ります。火曜日はアロンソがドライブし、水曜日はストッフェル・バンドーンがハンドルを握ります。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
ジェンソン・バトン
MP4-30-01
スタート 20番手
レース結果 DNF(吸気システムのセンサー不具合のためリタイア)
ファステストラップ 1分52.208秒、5周目(17番手)
ピットストップ 2回:3周目(ピットストップ時間 4.88秒)および8周目(ストップ・ゴーペナルティ)[オプション→プライム]

「私のマシンには何も故障はありませんでしたが、何らかの不具合が発生しました。スイッチを切り替えても変化がなかったので、チームとして、マシンをリタイアさせる決断を下しました。今週末は新品のエンジンを搭載していたので、不必要に損傷を与えることを避けるために、そこでレースを終えることにしました。

(イギリスGPが開催される)シルバーストーンでは、また前進することになるでしょう。今、抱えている問題を解決し、母国の観客の前でさらに力強いレースを披露できるようにしたいと思います。また、その次のハンガリーGPは、我々のマシンに適したサーキットなので、良い結果が残せるようにします。

こういうときは、前向きな姿勢でいるようにするしかないのです。ファクトリーにいるメンバー全員がレース後の我々のインタビューを聞いているので、フェルナンドも私も、みんなのモチベーションを維持できるようにしたいと思っています。このパッケージで何を達成できるのかは分かっているので、状況はそれほど悪くありません。チームのメンバー全員が引き続き強い気持ちを持っていられるように心がけます」

フェルナンド・アロンソ
MP4-30-02
スタート 19番手
レース結果 DNF(1周目のアクシデントによってリタイア)
ファステストラップ -
ピットストップ -

「私は好スタートを切り、1コーナーおよび2コーナーで、順位を大幅に上げることに成功しました。前を走っていたキミ・ライコネン選手のマシンはプライムタイヤを装着しており、2コーナーの出口でホイールをスピンさせていたので追い越そうとしたところ、ライコネン選手のマシンがコントロールを失って左側に流れ、そこにいたのが私のマシンでした。その結果、両マシンがウォールに激突しましたが、幸い、2人ともケガはありませんでした。ライコネン選手のマシンはギアが5速に入っていて、グリップ力がほとんどない状態だったと思うので、奇妙なアクシデントでした。

我々が前に突き進むには、チームワークが不可欠です。当然のことながら、チームの目標は、現時点で達しているレベルよりもさらに高いところにありますが、我々は正しい方向に向かいつつあります。近いうちに運がまわってくることは分かっているので、私は前向きな姿勢でいます」

エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「『失敗する余地があるなら、失敗する』というマーフィーの法則がありますが、McLaren-Hondaについて言えば、今日はそれを100%証明したような一日でした。

数々のペナルティによってグリッド最後尾に追いやられた結果、我々のドライバーは今日のグランプリを19番手および20番手からスタートしました。レースがまだ1周目の段階で、フェルナンドはフェラーリーのキミ・ライコネン選手との接触によってリタイアとなりました。かなり激しい衝突でしたので、一番大事なのは、誰も深刻なケガを負わなかったということです。

それから数周後に、今度はジェンソンがレースを終えることになりました。これは、マシンの吸気システムのセンサーに不具合が発生したためです。

今回は、ウォーキングおよび日本のさくらにいるMcLaren-Hondaチームの全員にとって厳しい週末となりましたが、我々がこれに怯むことは決してありません。もちろん、厳しい状況であることは認めますが、状況が厳しいほど人は強くなるのです。我々は強い気持ちを持って突き進んでいくので、見ていてください」

新井康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「厳しいペナルティを受けてのスタートでしたが、レースにならずに終了してしまいました。まず何よりも、フェルナンドが無事であったことに安心しました。ジェンソンについては、吸気系のセンサーのフェイルにより、出力が絞られてしまいレースにならないと判断して、リタイアを選択しました。

信頼性に課題が残っていますが、次のイギリスGPに向けては2台のシャシーのアップデートとともに良いレースができるよう準備します」

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

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