アロンソとの事故はライコネンの側に責任か
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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オーストリアGP決勝レース序盤に起きたアロンソ(マクラーレン)とライコネン(フェラーリ)との壮絶アクシデントは、関係者の肝を冷やしたが幸い両ドライバーに怪我はなく、このレースのスチュワード(競技委員)も事故はレーシング・インシデント(出来事)として「両者お咎めなし」の裁定を下した。
これを両チーム共受け入れていることから一件落着になったことになる。
事故の原因を明確にするような国際映像もなく、当初は追突した形のアロンソの責任も取り沙汰されたが、その後フェラーリ・チームでもライコネンのマシンの挙動に疑問を投げ掛ける向きが増えてきたようだ。
それによれば両車が接触した直接の原因はライコネンのマシンが2コーナーの立ち上がりで突然バランスを失って激しく左右に振られたこと。
これについてはライコネン自身も認めているが、振られた原因についてはスチュワードに対しても「わからない」と説明しているようだ。
一方のアロンソは、ライコネンがソフトタイヤ(他はスーパーソフト)を履いてスタートしたことに疑念を投げ掛けている。
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