ベッテル、「ピット作業ミスは責められない」
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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オーストリアGP決勝レース終盤、3位表彰台の座をウィリアムズのフェリッペ・マッサと激しく争ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルだったが、わずか1秒未満の差を最後まで逆転することができず、今季5回目の表彰台を逸する結果となった。
「最終的にマッサとはわずかな差(0.608秒)だったから、ピットでの作業ミスがなければ、と言ってくれる人もいるけれど、そういうものじゃない。
彼らは一生懸命やってくれたんだからそれを責められるようなものじゃないし、あれがなかったからといって僕が3位に出られたかもわからない。
モーターレーシングというのはそんなものさ。
ただ改善されたクルマのフィーリングは良かったし、これで次のシルバーストーンはさらに楽しみになったというものだよ」と、明るい表情のベッテル。
ただし、明らかにラップタイムでは上回り、さらにDRS(ドラッグ・リダクション・システム)を使用しながらも前車をオーバーテイクできなかった事実は決してフェラーリにとって好ましいものではなかっただろう。
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