ロズベルグ(メルセデス)、貫禄の合同テスト最速タイム
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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24日(水)オーストリアGPの開催地レッドブルリンクで行われたシーズン中合同テストは2日目の最終日を迎えた。
この日最速タイムを記録したのは先週末行われた公式予選でポールポジションを獲得したニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)。
しかしこの時のポールタイムからはわずかに遅れるものだった。
いきなりウェット路面に見舞われた前日とは異なり、2日目のこの日は一日中ドライ路面で、トロ・ロッソの158ラップを筆頭に各チームとも大きく距離を
伸ばした。
午前のセッションではウィリアムズのボタスがタイミングモニターの最上位にその名前を表示させていたが、午後になってスーパーソフトタイヤでのアタックが行われるとロズベルグ(メルセデス)がこのタイムを上回ってみせた。
初日、メルセデス『W06』を駆ったパスカル・ウェーレイン(20歳:ドイツ)はこの日はフォース・インディアのテストを任される僥幸。
チャンピオン・マシンとの比較はチームに貴重なインフォメーションをもたらせたことだろう。
あいかわらずトラブルの絶えないマクラーレン・ホンダ(アロンソ)はそれでも午後になってこの週末の遅れを取り戻すかのように周回を重ね、いま関心事であるエアロダイナミックスの比較に取り組んだ。
なおマノー・マルシアは今回のテストを欠場している。
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