ニコ・ロズベルグ (C)Pirelli Motorsport
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シュピールベルク インシーズンテスト
・今シーズン最後のインシーズンテスト
・初日は豪雨による赤旗中断もあった中、2日目はドライコンディションに フェラーリ、・メルセデス、トロ・ロッソが、 2016年のタイヤレンジを視野に入れたプロトタイプのテストに協力
2015年6月24日、シュピールベルク
オーストリアグランプリ後にシュピールベルクで行われた今シーズン最後のインシーズンテストで、ピレリは、2016年型Formula Oneタイヤレンジに組み入れられる可能性がある新素材をテストすることができました。マノー以外の全チームがテストに参加し、Formula Oneデビューとなるフェラーリのアントニオ・フォコやトロ・ロッソのマルコ・ウィットマンを含む多くのテストドライバーおよびリザーブドライバーがステアリングを握りました。
テスト初日の火曜日は豪雨に見舞われ、午前中のテストが赤旗による中断となりました。午前中は、わずか数名のドライバーがフルウェットタイヤで試験的なレコノサンスラップを走行したのみでした。午後は、インターミディエイトタイヤでの走行に始まり、その後、スーパーソフト、ソフト、ミディアムが使用されました。中断された時間を埋め合わせるために、テストは午後8時まで継続されました。
(C)Pirelli Motorsport
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完全なドライコンディションとなったテスト2日目、各チームは、スーパーソフト、ソフト、ミディアムを使用してテストを行うことができました。フェラーリ、メルセデス、トロ・ロッソの協力を得て、ピレリは、2016年型タイヤレンジに組み入れられる可能性がある新素材をテストすることができました。マーキングが施されていないプロトタイプタイヤは、現行のタイヤと似た性質を持っていますが、現行とは微妙に異なる素材が使用されています。
テスト2日目は、気温13℃、路面温度18℃の曇り空の下で開始されました。午後には、気温は21℃、路面温度は32℃まで上昇し、スーパーソフトにとって適したコンディションとなりました。テストを通じた最速タイムは、メルセデスのニコ・ロズベルグがP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤでテスト2日目に記録した1分09秒113でした。
各チームには、2015年を通じて110セットのタイヤがテスト用に割り当てられています。(昨年の135セットから減少しています。)各チームは、各テストで使用したいコンパウンドを事前にピレリに申請することによって、テスト用タイヤセットを自由に使用することが可能です。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:「オーストリアでのテストは、開始直後の雨によって、ややフラストレーションを感じる幕開けとなりましたが、火曜日の午後と時折晴れ間が出た水曜日は手応えを感じる作業を行うことができました。公式なタイヤ専用のインシーズンテストが設定されていない中、2016年シーズンに向けた新素材のテストに協力してくれたフェラーリ、メルセデス、トロ・ロッソに感謝しています。我々が今回収集したデータは、次世代のタイヤ開発を継続する上で非常に有益なものです」
ピレリジャパン・プレスリリース
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