F・インディア、アップデート仲間外れだった
Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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先のカナダGPではフェラーリやホンダらが今シーズン初となるトークン(開発プログラムの単位)を使用して改良版パワーユニットを投入したとされるが、その一方で王者メルセデスはトークンの使用なしでアップデートを図ったと伝えられている。
それによれば改良版のメルセデス製パワーユニットはパワーこそ同じものの、信頼性が向上してことによりさらに高い戦闘力を発揮できたという。
しかしメルセデス陣営の一つフォース・インディア・チームのセルジオ・ペレスは、「アップデートどころか僕らのエンジンは開幕から何も変わっていない。
われわれのチームだけがメルセデス勢の中で差別されているようだ」と、不快感を露わにした。
これについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは「ファクトリーの製作能力の点からカナダGPまでに8基のエンジンを揃えることができなかっただけ。
次戦オーストリアには彼らも最新仕様のものを手にすることだろう」と、涼しい顔。
関係者からは、同チームはエンジン代金の支払いが滞っていることから意趣返しされたものとみられているようだ。
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