マルコ博士(レッドブル)、「ルノーここ3週間がヤマ」
Helmut Marko (C)RedBull Racing
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依然としてルノー・エンジンのパワー不足を訴えているレッドブル・レーシングだが、同グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士はそのルノーのパワーユニットについて、「今後3週間が将来を決める」と、重要な状況にあることを示唆した。
「モナコではひさびさ好成績(4-5位W入賞)を収めたが、モンテカルロは特別なところ。
マシンの評価をするにはあそこはふさわしくない。
それを証明するように、次のカナダでは途端に散々な結果になった。
わかるだろう、長いストレートが一本あるだけでわれわれはすぐライバルに置いて行かれるんだ。
われわれはなるべくダウンフォースを下げるなどドライバーにも負担を掛けてパワー不足をカバーできるよう努力しているが、それにも限度がある。
いまルノーでは命運を賭けて新たなプロジェクトを進めている。
その結果が3週間以内にわかることだろう」
モナコではドライバーの力で4-5位を得たものの、カナダでは一転9-13位という不本意な結果に終わっている。
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