途中からウェットのフリー走行3回目ベッテル最速
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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20日(土)午前、オーストリアGPは午後の公式予選を前にフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の気温は11度、路面温度は22度と昨日よりも涼しい気候、路面はドライコンディション、しかし雨に見舞われる可能性もあると伝えられている。
半分の30分が過ぎたところでアロンソ(マクラーレン)が最終コーナーの立ち上がりで突然ストップ、ストレートでマシンを止めたためセッションは赤旗中断となった。
さらにそこへ、まるでアロンソの涙雨のようにレッドブルリンクの路面に雨粒が落ちてくる追い討ち。
セッションはまもなく再開されたが路面はすっかりウェットに変化、並んでいた5台だけがいったんコースインしたがスピン続出、這々の体でピットへと戻った。
その後終了までに何台かはコースインしたものの当然のことながらタイム更新はないままFP3を終えた。
ドライのうちにトップタイムの1'09.994を記録したのはまたしてもフェラーリのベッテルで、2番手のハミルトン(メルセデス)とは0.017秒の差。
以下3番手ライコネン(フェラーリ)、4番手ペレス(フォース・インディア)、5番手ロズベルグ(メルセデス)、6-7番手ウィリアムズのマッサ&ボタス、8番手フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、9-10番手がマルドナド&グロージャンのロータス勢だった。
今回も満足な走行ができないでいるマクラーレン・ホンダはアロンソ15番手、バトン18番手だった。
なおウェットでの最速はサインツ(トロ・ロッソ)だった模様。
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