マッサ(ウィリアムズ)、「経験の重要さ証明」
Felipe Massa (C)Williams F1
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今回のモナコGPでF1通算216戦というベテランになったウィリアムズ・チームのフェリッペ・マッサ(ブラジル)は、今回レーススチュワード(競技審査委員)からペナルティの対象となったトロ・ロッソのマックス・フェルスタッペン(17歳:オランダ)について、「F1には経験が必要であることを証明した」と、分析した。
「率直に言えば、まだ17歳という若さでのF1デビューは彼自身にとっても好ましくない若すぎる年令だということ。
もしも彼がもっと豊富な経験を積んだドライバーだったなら、あのシーンでオーバーテイクは仕掛けなかったことだろう。
あの時彼はまだグロージャン(ロータス)より前に出る権利はなかったからね。
今回は幸い誰も怪我することはなかったけれど、もしも彼自身が負傷するようなことがあったなら、必ずや『なぜまだ17歳の坊やにスーパーライセンスを発給させたんだ』と、責任追及がされたことだろう。
今回の件は、周囲にいるわれわれ大人全員の責任なんだ」
弱冠二十歳でF1デビューしたマッサもすでに34歳。
十分長老の範中に入りつつあるようだ。
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