ピレリ、「タイヤ規格変更ならテスト不可欠」
Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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『F1ストラテジーグループ』の提言からF1タイヤの規格変更が現実的な課題になっているが、これについて一番の当事者であるピレリタイヤでは「変更ならシーズン中のテストが絶対に必要」と主張している。
いまF1タイヤについて話題になっているのは、2016年から週末に使う2種類のコンパウンドをドライバー&チーム側が選べるというもの。
さらに2017年からはタイヤのワイド化や18インチへの大口径化なども検討課題とされている。
しかしこれについてピレリのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「ラップタイムを現在のものから4-5秒も短縮させようというのは尋常じゃない。
それなら今のように、シーズン前に寒いヘレス(スペイン)でテストをしてお茶を濁す訳にはいかない。
たとえシーズン中であっても、もっと条件のいい時期に集中テストを行うことが不可欠だ。
万一不測の事態が起きたとして、その原因がわれわれに押しつけられたのでは敵わないからね」と、主張している。
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