「ジュール・ビアンキ、膠着状態続く」と、父親
Jules Bianchi/Flag (C)Marussia F1 Team
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昨年の日本GPで負傷したジュール・ビアンキ(25歳:フランス)は、依然として入院したまますでに8か月が過ぎようとしている。
現在の容態について父親であるフィリップ氏は、母国のテレビ『キャナル・プリュス』に次のように説明した。
「息子は事故から最初の2か月を四日市の病院で、その後はニースの病院に入院して闘病生活が続いている。
すでに人工的な昏睡状態から外れたにもかかわらず意識が回復しない状況が続く状況だ。
事態が改善しないまま時間が過ぎていくばかりだが、息子は生きている、それがわれわれ家族の大きな支えになっている。
時には息子の死について考えてしまうこともあるが、もしそういうことになったとしてもそれを受け入れなければならないと考えている。
ただ彼が懸命に戦っている姿は、同じように死と直面しているすべての人に勇気を与えることだろう」
いまモナコGPが行われているモンテカルロから、ビアンキはわずか20kmの場所にいる。
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