エクレストン氏、タイヤ会社変更に難色
Michelin Tyre (C)Renault F1 UK
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現在F1にタイヤを独占供給するのはイタリアのピレリタイヤだが、その契約は2016年末で満了とされている。
そこでその後継として、フランスの大手ミシュランタイヤが再びF1タイヤの供給に意欲をみせていると伝えられた。
これを明らかにしたのは同社でモータースポーツ・ディレクターを務めるパスカル・クワノン氏で、その場合現行の13インチではなくすでにフォーミュラEに採用されているような18インチの大口径に変更して、タイヤのパフォーマンスだけでなくF1の魅力も取り戻したいとしている。
ただタイヤ会社の変更についてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表が難色を示していて、「18インチのF1はかえって醜悪で私は好まない。
それにその必要があるならピレリがやっている。
いまタイヤサプライヤーを代える必要があるとも考えていない」と、にべもない。
以前はF1にもタイヤ供給していたミシュランだが、2008年からのワンメイク化を前に2006年限りで一方的に撤退していて、これがエクレストン氏の機嫌を損ねたのかも知れない。
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