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2015/05/10

ニコ・ロズベルグ、P Zeroホワイト・ミディアムで ルイス・ハミルトンの今シーズン連続ポールポジション独占を阻止 (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2015 スペイングランプリ 予選
・高温とタイヤに厳しい高速コーナーのサーキットで 決勝は2ストップが主流に
・メルセデスとフェラーリの両ドライバーが、 新品ミディアムタイヤ1セットを決勝用に温存

2015年5月9日、バルセロナ
ピレリがタイトルスポンサーを務めるスペイングランプリ予選で、メルセデスのニコ・ロズベルグが、ポールポジションを獲得し、ルイス・ハミルトンによる今シーズンのポール独占を阻止しました。P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムは、路面温度が49℃に達する中で酷使されつつも一貫した性能を示しました。

タイヤ戦略は既に予選の段階から始まっており、決勝では戦略が鍵を握ります。バルセロナではハードコンパウンドよりもラップあたり1秒以上速いミディアムタイヤが決勝のメインタイヤになると予想されていることから、上位勢のドライバーたちは、ハードタイヤのみでのQ1突破を図りました。

両コンパウンド間の性能差のため、ハードのみでのQ2進出は容易なことではありませんでしたが、最終的には、メルセデスの両ドライバーとフェラーリのセバスチャン・ベッテルがそれに成功しました。しかもハミルトンは、理論的にはラップタイムが遅いハードタイヤを使用して、Q1の最速タイムを記録しました。

メルセデスは、Q2とQ3を通じてQ1でのアドバンテージを維持し、ロズベルグがハミルトンを抑えてポールポジションを獲得しました。ベッテルは3番手、ライコネンは7番手ながら、ともに1セットのミディアムタイヤを温存しました(ベッテルはQ1で、ライコネンはQ3で)。したがって、フェラーリも決勝に向けて強力な戦略的ポジションを保っています。決勝用にミディアムタイヤを温存する目的で、Q2の上位5名は1回のみのランを行いました。

予選時よりも大幅に気温の低いコンディション下で行われた午前中のFP3では、セッション前半にハードタイヤでも最速をマークしていたロズベルグが、ミディアムタイヤでセッション最速タイムを記録しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「マシン性能とタイヤ動作の両面において、予選は予想通りの展開となりました。摩耗とデグラデーションは想定内で、明日の決勝では、理論的には3ストッパーがわずかに速くても、2ストッパーが主流となるでしょう。明日の決勝でも路面温度は本日同様に高くなりそうですから、各チームは、決勝での最適な戦略構築のために十分かつ正確なデータを得ていることになります」

ピレリの戦略予測:
66周で争われる決勝で、理論上は3ストップ戦略が最速ですが、トラフィックに巻き込まれるリスクを排除できません。したがって、特に上位勢では2ストップが主流となりそうです。

最速の2ストップ戦略:
ミディアムでスタート、23周でミディアムへ、50周でハードへ交換。

最速の3ストップ戦略:
ミディアムでスタート、17周でミディアムへ、35周でミディアムへ、55周でハードへ交換。

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