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2015/05/27

モナコGPのバーチャルSC導入に疑問の声も

Vartual Safetycar
今回行われたモナコGPでは、レース終盤に起きたセーフティカー導入の混乱により勝者が入れ替わるという重要な局面を演出する結果となったが、当初FIA(国際自動車連盟)が初めて導入したVSC(バーチャル・セーフティカー)について疑問の声も聞かれている。

VSCは昨年の日本GPで起きたビアンキの事故を受けて導入されたもの。
実際のセーフティカー導入の前段階として使われ、各マシンの位置やスピードをコントロールタワーで管理するためGPSの機能は必須になる。

混乱の当事者となったメルセデスAMGチームでは、トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが「高層ビルが建ち並びGPSが万全に機能しないモンテカルロのコースでバーチャル・セーフティカーを投入するのは誤りだ」と、指摘している。

これについてFIAのレーシング・ディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏は、「バーチャル・セーフティカーの導入は一連の規則に則って正当に行われたものと理解している。
ただチーム側に混乱が起きたのは事実なので、今後の検討課題としたい」と、釈明。

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