FIA会長、『F1アルコール広告禁止』を拒否
Johnnie Walker (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、F1における『アルコール広告禁止』についてその考えがないことを明らかにした。
これは、「ユーロケア(EAPA:ヨーロッパ・アルコールポリシー・アライアンス)から提出された上記広告禁止の要求に対し、応じない方針を決めたもの。
ユーロケアによれば、2010年に欧州で飲酒運転により死亡した人の数は交通事故死亡者数の25%に及ぶという。
また昨年のモナコGPで「5秒に1度の割合でアルコールの広告が映像に映り込んでいる」としてF1が及ぼす青少年への影響に懸念を示している。
しかしトッド会長は「飲酒運転を撲滅する運動」には理解を示したものの、広告禁止要請には応じ要請には応じられない方針を明らかにした。
なお現在F1チームのスポンサーになっているアルコール関連企業はマクラーレンの「ジョニーウォーカー」、ウィリアムズり「マルティニ」、フォース・インディアの「スミノフ」等がある。
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