ティモ・グロック(元トヨタ)、現在のF1を酷評
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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元トヨタ・チーム等のF1ドライバーであるティモ・グロック(33歳:ドイツ)が、現在のF1に対し言及、「つまらなくなった」と、酷評した。
これは地元ドイツのメディア『ビルト』紙に語ったもので、その中でこのドイツ人は、「僕が現在参戦しているDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)と比べると、明らかにF1はつまらないレースだと思うよ。
なぜならDTMは常にポジティブな姿勢で改善を続けていて、面白いバトルが演じられるよう気を配っている。
ところがF1ときたら相変わらずお金持ちのチームが先頭にいて、メーカーのように資金力を持たないチームはいつも後塵を拝しているだけだ。
レース結果はスタートする前に想像がついていて、とても観客の関心を集めることができないでいる。
今年のF1?
結果は見えているさ。
せいぜいベッテル(フェラーリ)がついていくだけで、またメルセデスAMGの2人がタイトル争いするだけだろう」と、切り捨てた。
腹立たしいことだが、確かにこの3人以外が表彰台のトップに立つという予想はおそらく掛け金を没収される結果が多いだろう。
2004年にジョーダン・チームからF1デビューを果たしたグロックの最高成績は2008年ハンガリーGPと2009年シンガポールGP(いずれもトヨタ)の2位というものだった。
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