『ARTグランプリ』、新規参戦に名乗りか
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FIA(国際自動車連盟)が2016年以降の新規参戦チームを公募したことについて、ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』はFIAがすでに特定チームの参戦を念頭に置いているのではないか、と報じて注目されている。
というのも、すでに6月になろうとする今の時点で来年F1に新規参戦というのはあまりに現実的でないからだ。
同誌によれば「新規参戦はあたってはすでに実績のあるレーシングチームの当てがついている筈」とのことで、それが現在GP2に参戦する『ARTグランプリ』なのだという。
『ARTグランプリ』は現FIA会長であるジャン・トッド氏の子息であるニコラス・トッド市街地特設コース率いるチームで「コネ」も万全。
同チームの今季GP2ドライバーには日本の松下信治も名を連ねている。
(目下ランキング16位、チームメイトのバンドーンは首位)
さらに同チームにはホンダ製パワーユニット供給の目途がついているとも伝えられていて、レッドブル・レーシングに対するトロ・ロッソのように、ARTがマクラーレンの系列チームだとすればドライバーにF1経験を持つケビン・マグヌッセンの起用という両者にとって好ましい選択も期待できそうだ。
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