メルセデス、供給エンジンパワー操作の噂
Image (C)Ferrari S.p.A
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現在F1で最強と言われるメルセデス・エンジンだが、供給元であるメルセデス・モータースポーツがカスタマー・エンジンのパワーを操作しているのではないか、という噂が持ち上がっている。
これはスペインの代表紙『エル・パイス』が報じたもので、それによれば供給先で最強なのはウィリアムズであるものの、本家メルセデスAMGチームと比べるとパワーが一段落ちるもので、ロータスとフォース・インディアに至ってはこれよりさらに劣るものが供給されているのだという。
こうした背景には、メルセデス・モータースポーツがまずワークスであるメルセデスAMGの勝利を優先させていること。
そのため目下最強のライバルとみられるフェラーリ・チームを念頭に、ライバルかわす手段として契約チームの供給エンジン出力をコントロールしているというものだ。
本家メルセデスAMGとの出力差についてはかねてウィリアムズ・チームのフェリッペ・マッサが訴えていて、マレーシアでは出力の差を痛感したもののフェラーリの脅威が迫った中国では逆に出力が上がっていると感じたとマッサは正直な印象を吐露している。
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