トロ・ロッソ代表、繰り返される売却話に嫌気
Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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レッドブル・グループ傘下のチームとして、常にレッドブル・レーシングより弟分の扱いを受けるスクーデリア・トロ・ロッソだが、チームを預かるフランツ・トスト代表は繰り返される売却話にいい加減嫌気が差しているようだ。
「どうしてこう何回もチーム売却話が繰り返されるのかわからない。
こんなこと、中にいるわれわれの士気に良い影響がある筈がない。
レッドブルがわれわれをお荷物と思っているのなら、噂のようにルノーに売ればいいんじゃないか。
そのほうがトロ・ロッソは進化できると思うよ」と、開き直ったこの雇われチーム代表。
しかし現実にルノーが自チームを取得した場合、当然のことながらレッドブルとの関係は一変する。
最悪の場合現行のパワーユニット供給が打ち切られることも考えられ、レッドブルのほうにこそF1撤退を強いる可能性すら考えられ、むしろ本家の大騒動になりかねない様相だ。
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