シューマッハ邸からの手紙、フェラーリ代表を泣かす
S.Vettel & M.Arrivabene (C)Ferrari S.p.A
拡大します
今シーズンからフェラーリ・チームの指揮を執っているマウリツィオ・アリバベーネ代表は、このほどミハエル・シューマッハの家族からの手紙を受け取り、感涙にむせんだことを明かした。
これはドイツの『スポルト・ビルト』誌が報じたもので、それによれば手紙はミハエル・シューマッハのコリーナ夫人の意を受けたパーソナル・マネージャーであるサビーネ・ケームさんからのものだったとのこと。
手紙は長い低迷のあと、先週マレーシアGPでやっと復活を告げる勝利をセバスチャン・ベッテルが挙げたことを受け、かつてフェラーリ・チームで勝利を欲しいままにしたミハエル・シューマッハの家族がチームに祝意を表したものという。
シューマッハ在籍当時、アリバベーネ氏はマルボロ社の幹部でF1チームにはいなかったが、同チームの主要スポンサーとしてシューマッハの努力を目の当たりにしていたため、この手紙には感動を隠せなかったという。
「シューマッハとベッテルとはもちろんドライビング・スタイルもアプローチの仕方も違うが、目的は同じ。
2人ともドイツ人だし、そんなことが脳裏を駆け巡った」と、跳ね馬チーム総帥。
| 固定リンク