ノルベルト・ハウグ(メルセデス)、ドイツGP消滅に衝撃
Norbert Haug (C)Mercedes Motorsport
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元メルセデス・モータースポーツの責任者だったノルベルト・ハウグ氏(62歳:ドイツ)が、今シーズン開催されないことが確定したドイツGPについて、嘆きを顕わにした。
これは地元ドイツの放送局『SWR(シュッド・ウエスト・ルンドフンク)』に語ったもの。
その中でこのベテランは、「このドイツにF1がないなんて、トンでもないことだよ。
これはドイツの自動車産業にとってもまったく良いことだとは思えないね。
例えばサッカーはうまく運営されてスタジアムは満員になっているのだから、サーキットだってそうでなくてはならない何かがある筈だ。
開催に至らなかった第一義の原因は主催するオーガナイザーにあるとは思うが、そこにはスポーツとしてF1に深刻な問題があるのだろう」と、指摘した。
マレーシアGP直後、セパン・サーキットは同グランプリの開催契約を更新しているが、こちらがこれまでの5年から3年に短縮となったことにも財政的な理由があるとみられている。
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